麦イカはスルメイカの子供で5月〜7月頃に西伊豆沖で良く釣れる。
シーズンともなれば夜早便と夜遅便のダブル乘船で、
夕方から翌朝まで束釣りを目指す釣り客で一杯になる。
既成の仕掛けは沼津、静浦、土肥あたりの釣具屋で
購入するのがいいだろう。
西伊豆の麦イカ釣りはダブルカンナでもOKだが、
相模湾のスルメ・ヤリイカなどは使用出来るツノは
シングルカンナのみとなっている。
オマツリした時、ダブルカンナは解くのに手間取る。
麦イカ釣り(夜)で一番使用される仕掛けはスッテと呼ばれる
擬似餌を8個程度連ねた長さ10mほどのものとなる。
上の写真はプラ角の直ブラ(幹糸から1cmほど枝を出す)仕掛けの自作。
下の写真はスッテの直結(幹糸1本で連結する)仕掛けの自作。
イカ釣り全体で考えると仕掛けの種類は相当数となる。
追々、釣行と併せて紹介していきたい。
船の漁り火(電球)に誘われて麦イカが集まってくる。
奴らは総じて派手好みなのだ。